2010年04月25日
爽やかに
今朝方まで降り続いた雨も止み、日中は晴れ間が続く稲荷山。
青い空に気持ち良さそうに白い雲。
時折、強く吹き付ける風も先月までの冷たさは感じられず、春の訪れを実感させてくれます。
しかし、最近の天候は本当に落ち着きがなく、この先も不安が堪えません。皆様方にはこの春を無事平穏に過ごされますよう心よりお祈り申し上げます。
さて、本日の午前中。
遠く青森県より80名を超える皆様方に御参拝頂きました。
参拝の後は遠野方面に向かわれるとのこと。
桜の花でお出迎えをしたかったのですが、稲荷山の桜はまだ咲かず…
参拝後は成狐さんより当神社の由緒等の講話でございます。
御参拝皆様の益々の御繁栄と御多幸、御家族御一統様の御隆昌を心より御祈念申し上げます。
桜はまだですがこちらは満開です。
「カタクリ」でございます。
カタクリの名は、花の付けない片葉の模様が鹿の子に似ているので「片葉鹿の子」。これが「カタカゴ」になり、ここから「カタクリ」になったと言われております。また、実がクリの中にある実に似ている事から、「片栗」と呼ばれるようになったという説も。
春を告げる「スプリング・エフェメラル」。この意味は「春の儚いもの」、「春の短い命」。春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の草花の総称でございます。
