2008年05月05日
例大祭。
午前11時。未明に降り出した霧雨も止み、無事に例大祭を盛大且つ厳粛に斎行する事が出来ました。前日までの様に暑くもなく、祭儀には最高の気温でございます。
県内各地より御崇敬の方々を始め、多くの御来賓の方に御参列頂き誠に有難く、心より篤く御礼申し上げます。境内も八重桜に彩られ、一層華やかな雰囲気に包まれておりました。
無事に祭儀も滞りなく申し納め、続いて境内では神楽の賑やかな音が響いております。
「紫波権現さんさ踊り保存会」の皆さん。太鼓の音も軽やかに御奉納です。小学一年生の皆さんも大人に混ざり、初々しく楽しそうに踊っておりました。
続いて「星山神楽保存会」の小さな舞人さん。青の着物を身に纏い、笛に音に合わせて立派に神楽を御奉納頂です。
最後に「春日流紫野鹿踊」。荒々しくも華麗に力強い鹿踊。スピード溢れる舞に、御覧頂いた皆様は釘付けでございます。
皆様に御奉納頂き、大神様もお慶びの事と思います。この場を借りまして、心より御礼申し上げます。
本日の神楽を鑑賞し、伝統を受け継いでいく難しさ、大切さを実感致しました。どの会の皆様も後継者の育成に力を入れられ、神楽を受け継いでいく努力をされております。その思いを感じ、今の社会に足りないもの、必要なものが浮き彫りになりました。
他の人の為に自分が出来る事。今、その力が必要です。
最後に、星山神楽保存会の皆様には御鑑賞の皆様の為に、特別に権現様の神楽を御奉納頂きました。
突然の御依頼にも快くお引き受け頂き、誠に有り難うございました。御鑑賞された皆様全員が感動され神秘的な世界に引き込まれました。
