2009年02月28日
早いもので
2月も本日で最後となり、明日からは春を待つ「3月(弥生)」となります。いつも思いますが、本当に時の経つのはあっと言う間でございます。
3月で平成20年度も終わりを告げ、いよいよ新年度への準備の時です。新たなスタート、旅立ちに向け希望と不安の思いもそれぞれ。
未だ行く先が見えぬ日本の社会ではございますが、皆様の新たなスタートが光り輝くものでありますように、職員一同心よりお祈り申し上げます。
さて、本日は昨日までお伝え出来なかった写真を纏めてお届け致します。
先ず一枚目…
岩手銀行中ノ橋支店でございます。
東京駅の設計者である葛西萬司氏が設計しており、外観が東京駅に似ています。
宮沢賢治もこの建物が気に入っていたようで 「岩手公園」という詩の最後に…
「弧光燈にめくるめき
羽虫の群のあつまりつ
川と銀行木のみどり
まちはしづかにたそがるる」
と記しています。
平成6年に、民間企業の業務用店舗で現在使用中のものとしては、わが国で初めての重要文化財に指定されました。
もう少し上手く撮影出来れば良かったのですが、日没後はライトアップされ、赤煉瓦の幻想的な姿が浮かび上がります。
で、その岩手銀行中ノ橋支店の元となった「東京駅(新幹線乗り場前)」。
外観からは想像の出来ない程の現代的な姿をしております。
古き姿と現代の姿。その2つが共存することで今以上により良い姿が形成されることもあります。
最後に…
先日、お送り頂いた写真が…
雲が手のように見えます。夕日を見送るかのように、または儚い夕焼けを支えるかのように…
何とも不思議で幻想的な写真でございます。こんな空を見ることが出来た方は幸運ですね。
2009-02-28 16:34:43 | その他