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2008年05月07日
今年も
元気な姿を見せている「クマガイソウ」です
特に「熊が居そう」な所に咲くわけではありません。
袋状の唇弁を熊谷直実が背負った母衣に例えて名前が付けられたもので、別名はホロカケソウ(母衣掛け草)と言うそうです。
昨年も申し上げましたように、クマガイソウは環境省のレッドデータブックで絶滅危惧II類とされています。他県ではさらに高いレベルで絶滅が危惧されている県もあります。
これを乱獲、盗掘することはもちろん、乱獲、盗掘されたものを取り扱う業者から購入することは、自生地の損失を助長する行為で絶対に行ってはなりません。
豊かな自然。決して無限ではありません。共存していく為にしてはならない事、守らなければならない事があります。人に恵みを与えてくれる自然。自然が滅べば、人も生きては行けません。後世にその大切さを伝えていく為にも、敬い、尊ぶ気持ちを忘れない事が必要です。
「クマガイソウ」を始めとして、境内には若葉が萌え、瑞々しく爽やかな季節がもうそこまでやって来ております。小鳥達も囀り、まるで自然のコンサート会場にいるような気分です。
そんな心地よい一時。社殿の中ではなにやらバサバサと音が…
鎌隊長が例大祭用の神幕を畳んでおりました。「手伝って」と少し必死な鎌隊長です。
2008-05-07 16:08:52 | 草花
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