2011年11月01日
11月となりました。「立冬」も今月の8日となり、正に初冬の季節。11月は「霜月」と言いますが、この月になると霜がしきりに降ることから霜降月といったのが、霜月に転じたと言われております。その他にも「露ごもりの葉月」「神楽月」「雪待月」等とも呼ばれております。この月は冬が深みゆく月。まだ街中には師走の慌ただしさは見られず、冬に入ったことをしみじみと味わう日々が続く11月。そんな境内ではこちらが見頃を迎えております。「稲荷の大銀杏」でございます。参道の右側で、その姿を見事に色付かせております。まだ完全ではございませんが、この姿もこの季節に欠かすことは出来ません。そして、昨日から開催している「菊花展」。こちらは「精興源流」。寒さに負けじと白く力強い大輪の花は見る人の心を穏やな時の流れに引き込んでくれます。菊花展は毎日開催しておりますので、御参拝の際は是非御鑑賞頂きますよう御案内申し上げます。さて、境内はと言うと、朝から何やら賑やかな音が響いております。先日から続いている解体工事。本日も大型重機により激しく、そして人の手により慎重に進んでおります。大型重機の力強い作業。この方の力があれば全てがあっと言う間に取り壊されます。一棟目の解体も無事に半分が過ぎました。今後も賑やかな作業とはなりますが、皆様には御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。その工事に加えもう一つ…「社殿雪除け屋根」の設置工事でございます。こちらは過日の本殿玉垣工事に際し、取り外された屋根の新築工事となります。弊殿と拝殿の間に雪や雨の侵入を防ぐ為にも重要な屋根。本日は基礎部分と骨組みが完成致しました。雪多き冬が近付く稲荷山。寒さも日毎に厳しくなって参りますので、今後共皆様には体調管理を充分にお気を付け頂きますよう重ねてお願い申し上げます。
2011-11-01 15:44:30 | 境内
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