2012年08月30日
本日も
蝉時雨に包まれる稲荷山。
その声と共に気温はまだ30度を超えており、残暑とは言っておりますが厳しい暑さの8月末。
今年も元気な姿を見せてくれたヒマワリさん。
この残暑は9月に入っても続くとのことですので、今後も体調管理に油断することは出来ません。季節の変わり目ともあり、普段よりも体調を崩しやすくなる時期でもあります。
豊かな実りの秋。空高く紅葉の美しい秋。清々しく風薫る秋。
一年の中で一番過ごしやすい季節。その秋を健やかに迎える為にも、もう少しだけこの暑さを耐え忍びましょう。耐えた分だけ豊かな秋が更に素晴らしいものとなるはずです。
皆様にとって来る秋が心から麗しいと感じられる季節となりますように切に願っております。
さて、本日の稲荷山は…
言わずとも御存知のように良いお天気でございます。雲は穏やかに、差す陽射しの暑さなど感じていないかのようです。
そんな白い雲と一緒にこの暑さを全く感じていない方がもう一人…
御存知、戸川職員さんです。
本日は大好きな草刈り機を手放し、来月に控える祭典に向け窓拭き作業に従事されておりました。境内を吹き抜ける風に秋の香りを感じ「ようやく涼しくなってきたね」と御満悦の御様子。
とは言っても、暑い事に変わりなく、涼を求めに稲荷山へ。
久し振りの「願掛けの杉」。
やはり稲荷山は境内よりも涼しく、更に秋の香りが色濃く感じられます。
稲荷の「大杉」。
その雄々しい姿は変わらず、いつも私達を温かく見守ってくれております。
変わらぬ姿。
それと共に変えていく姿も大切にしなければなりません。変えず守り続けるもの。新たな歩みとして変えていかなければならないもの。それらが共存することで進むべき道、より良い道が拓かれるはずです。
震災から一年と5ヶ月が過ぎました。
復興へと今後も力強く歩んで行く為に、あの輝く東北をもう一度取り戻す為に。そして、新たな美しい東北とするべく私達は変わらず歩んで参ります。
