2012年09月09日
重陽
幟が気持ちよさげに揺れておりますが、実は熱風によるもの、湿気が多くまとわりつく暑さの稲荷山ですが皆様の地域は如何でしょうか？
そんな暑い中でも日曜日で車のお祓いを中心に多くの参拝を頂いておりますことに御礼を申し上げます。
扨、今日9月9日は五節句の一つ「重陽の節句」。
陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれる。奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされておりました、九は一桁の数のうち最大の「陽」であり、特に負担の大きい節句と考えられ。陽の重なりを吉祥とする考えに転じ、祝いの日とされたようでございます。
実際どのような事をするのかと言いますと、菊の節句とも言われる重陽ですので、菊の花を飾ったり、花びらを酒に浮かべ酌み交わしたり、菊の露を染みこませた綿で体を拭ったり等、長寿を祈る慶事が行われていたようですが、この重陽は他の節句に比べれば少しだけ地味なのかもしれませんね。
実際、今の暦で菊花は未だ早いので旧暦の重陽には是非、祝いの節句として行って見ては如何でしょうか？
