2008年08月07日
お久し振りです。
全身が筋肉痛に襲われながら、無事に帰って参りました。
どこから帰って来たのかと言うと岩手県神道青年会創立六十周年第一次記念事業「神道行法禊錬成会」からでございます。
今回の開催地は北上高地の最高峰。頂には早池峯神社があり我が岩手県における山岳信仰の中心とも言える「早池峯山」でございます。
里宮の早池峯神社様に全面協力を頂き、二日間に亘り雄大で厳しい自然を体験して参りました。
初日は早池峰山からの雪解け水が流れる岳川にての禊。また、早池峯神社山陰宮司様の御講義、村喜本店代表で早池峯の里元気クラブに所属されております村田英作先生に御講義と二日目の早池峰山登拝の先導をお願いし、早池峯の自然と歴史に触れる事が出来た素晴らしい研修となりました。お陰様で誰一人欠ける事、怪我する事無く、無事に二日間の研修を終える事が出来ました。この場を借りまして心より厚く御礼申し上げます。
さて、その中で早池峯の自然に触れ、それぞれが多くの事を学んだ事と思います。この稲荷日誌でも少しではございますがそ研修風景や自然の素晴らしさをお伝え出来ればと思います。
本日はこの研修会の主とも言える「禊錬成会」の模様をお伝え致します。
禊の前には必ず「鳥船行事」を行います。鳥船行事とは水を被る前に心身と霊魂を浄化統一するために行う、船を漕ぐような所作でございます。
久し振りに登場のこの方も真剣な表情です。
この稲荷日誌にも何度か登場しております遠野市石上神社鈴木宮司さんです。
続いて、激流に身を投じ、心身を清めます。8月とは言え、水温13度。冷たいと言うよりは痛いと言った方が良いかと…
禊により全員が心身共に改まり、今回の研修が始まりました。
明日は講義風景、またユネスコの無形文化遺産に、日本の提案候補として推薦されることが決まった国の重要無形民俗文化財「早池峰神楽」の鑑賞風景等をお伝え出来ればと思っております。
2008-08-07 16:32:03 | その他