2008年08月10日
天敵が勢いを増しております。参拝前に虫除け対策をして来られる方もいらっしゃいますが、もしお忘れの時は「虫除けスプレー」をお貸し致しますので、社務所までお声をお掛け下さい。さて、昨日は母校「國學院大學院友会」発足120周年記念フォーラムに参加して参りました。会場はこちら…「岩手県民会館」でございます。展示室では今月末まで「人体の不思議展」が開催され、今は夏休み中。沢山の御家族が訪れておりました。「中津川」。穏やかに時が流れ、釣りに訪れる方、川縁を散歩される方、多くの方々が盛岡の夏を満喫中です。今回のフォーラムのテーマは「若い世代に伝えるもの〜暮らしの中の民俗芸能〜」と題し、盛岡大学教授大石泰夫先生の基調講演を始め、伝承活動の披露、パネルディスカッション等の有意義なフォーラムとなりました。院友会岩手県支部の皆様、暑い中での準備等、本当にお疲れ様でした。今回の趣旨は民俗芸能の伝承活動とは何が目的なのか、何が課題なのかを実践活動の披露と討論によって明らかにし、今後の伝承活動に繋げる事。その中で、現在伝承活動に力を入れ取り組んでいる県内の3団体に披露頂きました。奥州市は衣里小学校「川西大念仏剣舞子ども同好会」のみなさんによる「川西大念仏剣舞」から始まりです。続いて大船渡市三陸町「浦浜念仏剣舞保存会」の「浦浜念仏剣舞」。最後は一戸南小学校「根反鹿踊り伝承クラブ」のみなさんによる「根反鹿踊り」です。どの団体の皆さんも元気に、楽しく、それぞれの民俗芸能を行っておりました。見ているだけで楽しさが伝わって参ります。現在は学校教育の一環としても、その重要性が見つめ直されているそうです。先日の岩手県神道青年会で行った研修会に繋がる点も多くあり、興味深く参加して参りました。皆様の地区にもそれぞれの民俗芸能があるはずです。今は失われていたり、忘れられている芸能もあります。続けていく事は簡単な事ではありません。今の社会では本当に難しく困難な事とも言えます。しかし、芸能だけではなく全ての事に意味があります。このフォーラムに参加し、その意味を改めて考え、その重要性、伝承の方法を見つめ直さなければならないと感じております。
2008-08-10 15:59:09 | その他
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