2008年12月02日
今晩も
綺麗な星空が見られそうな稲荷山。
三日月が淡い紫色の空に浮かんでおりました。
そんな月の隣に明るい星が輝いているのが見えますでしょうか。これが「宵の明星」とも「一番星」とも呼ばれる金星でございます。太陽と月を除けば、金星より明るい天体は存在しません。
金星は宵の空にあるときは、日が沈んだ後どの星よりも先に輝き始め、明け方の空にあるときは、最後まで輝き続けます。また、一番明るいころの金星は、視力がよい人なら白昼でも肉眼でも見えるとの事です。
何万、何億キロも離れた所から地球に降り注ぐ光。今では街中はネオンの光で星空が消され、星の光など気にしない社会になっています。時には空を見上げ、その壮大さを感じて頂きたく思います。
さて、こちらは鱒部長お勧めの一枚。
「幣掛け(ぬさかけ)の滝」でございます。
南昌山の登り口にあり、その昔入山の安全を祈ってマタギが幣束をささげたと言われているそうです。白いしぶきを上げて落ちる水の流れは、清々しい限りです。
四季折々の自然に彩られ、様々な水の表情を見せてくれます。夏場の避暑地としても有名ですので、皆様もお近くにお寄りの際は是非一度御覧下さい。
2008-12-02 16:47:23 | 境内