2009年03月08日
芽吹きの春
段々と暖かさが感じられて来た稲荷山。
昨日は雪が降り続けておりましたが、朝には青空が広がり、うっすらと積もった雪も今はほとんど融けてしまいました。
最近の不安定な天候も落ち着き始め、後はゆっくりと春を待つばかりです。そんな中、春を見付に境内へ…
「フキノトウ」でございます。雪解けを待たずに顔を出す春の使者。一番早く出てくる山菜です。独特の香りとほろ苦さが春の息吹を感じさせます。「春の皿には苦味を盛れ」と言うのは、冬の間にたまった脂肪を流し、味覚を刺激して気分を引き締めて一年の活動をスタートさせてくれるからだそうです。
こちらでは方言の「ばっけ」、「ばんけ」と呼んだ方がなじみ深いです。
こちらは春の訪れと共にお別れとなります。
「九号」です。今年も何とか二桁が目前となりました。大きなものから手の平程度のものまで、作っているとそれぞれの表情が異なることを実感します。その時の雪質や気温、作っている時の気持ち。それらが雪だるまの個性を表します。
後何度作成出来るか判りませんが、残り少ないこの雪の季節、最後まで稲荷の雪をお届け致します。
一方社務所では…
昨日もお伝えした岩手県神道青年会創立60周年記念事業の準備に励んでおります。
刃物を扱う時は細心の注意をお願い致します。
2009-03-08 16:19:08 | 草花