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2010年08月18日
まだまだ厳しい暑さが続いております。8月もあっと言う間に半ばを過ぎたというにも関わらず、38度を超える気温を記録した地域もあるようでタイトル通り正に「残暑」。この暑さの為、熱中症等で体調を崩される方も多いとお聞きしました。天気予報でも「8月末までは暑さが続く」との事でしたので、何卒今後も体調管理にだけは充分注意されますようお願い申し上げます。さて、先日お伝え致しました通り、14日の大雨により決壊した稲荷山の沢。豪雨の降りしきる中、何とか消防団員皆様の御尽力により、大きな被害もなく乗り越えることが出来ました。御尽力頂いた皆様に心より篤く御礼申し上げます。本日は誠に勝手ながらその時の模様をお届け致します。普段はこんなに穏やかな表情を見せる稲荷山の沢。昨日の氾濫が嘘のようでございます。そんな沢が…一気にこうなります。もう穏やかな表情など見る影もなく、枝に石にあるものを全て流し去る程の激流。排出先を探す為に沢に入ろうとするとこちらが流されそうになってしまいます。既に人は近寄ることも出来ません…職員だけではどうすることも出来ず、消防団の皆様に助勢をお願い致しました。緊急のサイレント共に消防車が登ってきた稲荷山入り口の坂も…あっと言う間に土石流に飲み込まれました…これが自然の力。人の力ではもう為す術がありません。土嚢によって水の流れを制限し、後は雨が止み水量が収まるのを待つしかありません。その後、雨が止んだところを見計らって激流の排出先を消防ホースにより救出し、何とか外へ流れる土石流を抑えることが出来ました。昨今の猛暑にゲリラ豪雨。自然は私達に何を伝えようとしているのでしょう。そのメッセージを私達はよく考え、真摯に受け止めなければなりません。自然を敬い、恐れ、自然の中で生活を営んできた人間が、その答えを見つけなければならない時に来ているのではないでしょうか。
2010-08-18 15:40:46 | 境内
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