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2010年11月21日
七五三特集Vol,6
本日も爽快な青空が広がる稲荷山。
大海原に船が帆を進めるかのように、青空の中を飛行機が飛び去って行きました。
いつまでも気持ち良く飛び続けていたい。そんな風に思える程透き通った空。見上げているだけで心が澄んで、清々しい気持ちになります。
そんな空の下、変わらぬ笑顔が境内に輝きます。
「七五三特集Vol,6」をお届け致します。
鮮やかな緑の着物がお似合いの「知可さん」。花飾りも華やかに大神様に御挨拶頂きました。
モデルさんの様な立ち姿が決まっている「翔くん」。スーツを着こなし、お兄さんらしく御参拝です。
最後は特別に未来の七五三スタイルを・・・
めでたく初宮詣りを迎えられた「ゆりかさん」。
本当にスヤスヤとお休みになられております。今後も健やかなる御成長を心よりお祈り申し上げます。
銀も金も玉も何せむに
勝れる宝子に及かめやも
山上憶良 万葉集巻五
「白銀も黄金も宝玉も何をしようぞ。優れた宝と言っても、子に及ぶことはない」と言う意味が込められた歌でございます。
愛の心は子に対する以上のものはなく、世の中の人間として、子を愛さないものなどいない。その事を実感させてくれる歌ではないでしょうか。
親と子。その関係が崩れつつある昨今。もう一度、この歌の意味を噛みしめる必要があります。今も昔も変わらぬ親と子の愛情をこの七五三を通して感じた今日この頃です。
2010-11-21 16:03:44 | 神社
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