2011年07月26日
重なり合う
蝉の声。正に「蝉時雨」。
季節は夏真っ盛り。我先にと日が暮れるまでその声を競い合っております。
午後3時過ぎ、そんな蝉の声だけが響く参道。
この時間になると漸く稲荷山の木々が暑い陽射しを遮り、参道は木陰の涼しい雰囲気。
本日も昨日に続いて県内各地で30度を超え、暑さが厳しくなっております。暑さについつい冷たい物へ手が伸びてしまいますが、それも体調を崩す原因でございます。この夏も十分な水分補給に休養、そしてバランスの良い食生活で健やかに乗り切って参りましょう。
さて、先日の蝉の幼虫は無事に羽化出来たのでしょうか?見つけた周辺を探してみると…
近くで抜け殻を発見致しました。あの子の物かは分かりませんが、必ずや無事に羽化し、元気にこの合唱の一員として加わっているはずです。お忙しい事とは思いますが、またお会い出来る日を楽しみにしております。
そんな蝉時雨の境内で、遂にこちらが取り付けられました。
本日の「現場報告」でございます。
本殿玉垣の扉。暑い中での作業でしたが無事に取り付けを終了され、残すは仕上げのみ。新鮮な雰囲気の扉となりました。
稲荷山を御参拝の際は是非その姿も併せて御覧下さい。
稲荷山から戻る途中、緑の間に鮮やかなオレンジ色が輝いておりました。
モミジの間から顔を出した「ユリ」の花。
モミジに花が咲いたのかと見間違うほど寄り添って咲いております。
仲の良いユリとモミジ。これからも仲良く稲荷山を彩って頂ければ幸いです。
2011-07-26 15:48:46 | 境内