2012年09月24日
今年も元気に
曇天の稲荷山、しかし、吹く風は冷たすぎず、かといって湿っぽくも無く、薄手の毛布があればグッスリとお昼寝の出来る日と言えば分かりやすいでしょうか？
夏前に植えたインパチェンスが、そんな鬱蒼とした雲をはらうかのように、真っ赤に花開いております、日照期間が長くしっかり陽の光を浴び、気力が充実し、それを一気に放出しているようにも見えます。
扨、そんな元気なインパチェンスの前を、それに負けじと元気な方々が通過して御社殿へ、今年で19回目を迎える「ピヨピヨキャラバン隊」の隊員です、近隣の幼稚園児で結成され、毎年この時期、「秋の交通安全運動」に合わせ当神社で安全祈願祭を行っております、当神社で祈願した神札を要所要所に頒布しながら交通安全運動を行うという行事、加え東日本大震災の復興祈願祭をも執り行って頂きました。
祭儀中の様子を一枚、小さな正座が沢山並んでおります、恐らく足のしびれている子供もいるかと思いますが、誰一人崩す事無く、そして騒ぐことなく、厳粛に滞りなく祭儀を納める事が出来ました。その真剣さたるや、祝詞を奏上している私が背中に普段とは違う緊張感を覚える程、そして玉串も立派に奉奠していただき、小さな柏手が大きな願いの音となり、社殿に響いておりました、御祭神様もさぞお喜びになった事と存じます。
陽が一日一日と沈むのが早くなり、午後5時半を過ぎると肉眼では歩きづらくなって参りました、近年は白昼でも悲惨な事故が多発する中、運転する側は勿論のこと、歩行者も互いの注意を常にはらい事故のない安全な町、国となりますよう祈らずにはいられません。
どうか皆様におかれましては、この隊員等の活動を無駄にすることなく、日々の生活をおくって頂きますようお願いを申し上げます。
