2008年08月13日
お盆です。
帰省ラッシュがピークを迎えています。原油高の影響等で、車での移動を控え電車などを利用する人が増えているとの事。
様々な所で影響を与えている原油を始めとする物価の高騰。その反面、車の排出ガスが減るとの見解もあるようです。
岩手に帰省される方には、祖先まつりと共に久し振りに雄大で次世代に受け継いでいく大切な自然を感じて頂きたいものです。
さて、先日はやっとのことで登頂に成功致しました。登ったら下らなければなりません。その前にもう少し休憩を…
頂上にも綺麗な植物が咲いています。背景には休憩中の当会会員の皆さん。少し腰が重いようなのは気のせいです。
「さあ、行きますよ」の声で何とか出発です。
帰りは登りよりもきつい「河原の坊」コース。早朝に車を停めた駐車場まで一気に下ります。
下って間もなく上を見上げると…
なかなかの急斜面。登りよりも下りは膝に掛かる負担が大きく、気を付けて下山しなければなりません。
さらに、急斜面の崩れやすい足下に加え、こんな危険な所も…
事業部勝田副部長さんが奮闘しております。
滑りやすい岸壁を鎖一本で降りなければなりません。全員が緊張のもと無事に降りる事が出来ました。
そんな五合目付近。一人だけ元気な方がいらっしゃいました。
何と鎌隊長です。澄んだ青空をバックに。
この元気がみんなに力を与えてくれます。とは言っても、早く降りて下さい。先発隊は既に休憩中ですよ。
同じ早池峯山と言っても、コースによって見える風景が全く異なります。厳しい中にも、その姿の違いに全員が魅了されました。
さぁ、あと半分です。
残る道程も厳しいものです。
しかし、全員の協力、励まし合いによって無事に時間通りに下山する事が出来ました。厳しい自然を肌で感じ、その尊さ、美しさも感じる事が出来ました。
人々が古来から山に神々が宿り、それを霊山や霊峰と呼び、敬虔な祈りを捧げて来たのかを改めて実感した研修会。今後私たちが次世代に受け継ぎ、護らなければならない自然。
それらを護って行く事は、今を生きる私達にしか出来ない事です。今こそ自然に対する姿勢を見つめ直しましょう。
