奥州総鎮護 志和稲荷神社
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稲荷日記
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2008年12月03日

滝沢村へ

早朝より、鱒部長と共に全国の村の中で人口が最も多い「滝沢村」へ向かいます。
目的地は「滝沢村大釜地区コミュニティーセンター」。本日、ここを会場に「平成20年度岩手県神社庁岩手郡支部研修会」が開催され、当岩手県神道青年会の会員も出席して参りました。

今回の研修会は神宮大麻の頒布活動、また神宮大麻、産土神社の御神札を神棚に飾る上で重要な注連縄の作成を体験する事が目的となっております。

開講式後、愈々注連縄の作成に取り掛かります。今回御指導頂きましたのは、滝沢村滝沢鎮座「田村神社」総代長嶺波次様でございます。



こちらが本日の注連縄の材料。写真一番上のものを三本作ります。



簾のように結んだものを二枚重ね、一コマずつ正確に編んで行きます。続いて編んだものを広げ、中に芯を入れ巻いていくと一本が完成です。水沢地区晴山会員も初体験です。

こうして出来た三本を左縄にて編んでいくと…



この様に立派な注連縄が完成致します。さすがとしか言いようのない手さばきはもはや熟練の技。初体験の青年神職ではついていくのがやっとでございます。
田村神社様ではこの注連縄を毎年二本総代の皆様で作り、神社に奉納されているそうです。
ただ、この様に注連縄を作る方々も年々少なくなって来ております。その技を次世代に継承する為には長い時間と努力が必要です。その為には年神職としての役割、実行力が必要とされている事を実感致しました。

午後からは4組に分かれ八幡神社、田村神社様の総代の皆様と「神宮大麻」の頒布に氏子の皆様へ御訪問させて頂きました。



それぞれの神社で毎年行っている頒布活動ですが、普段とは全く違う地域と言う事もあり、緊張の色は隠せません。氏子の皆様にとっても初めての事であり、戸惑われる方もおられましたが、お話をする内に御理解を戴く事が出来ました。温かくお迎え頂きました事、心より御礼申し上げます。

そんな神宮大麻頒布の際、この方にも温かくお迎え頂きました。



稲荷山でお会いしておりませんが、「稲荷のわんこ」です。
かなり御高齢のようですが、元気にお出迎え。これからますます寒くなりますので、体調を崩されないように御自愛下さい。

2008-12-03 17:34:39 | その他


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