2009年04月02日
暖かくなって参りました。
朝晩はまだまだ冷え込んでおりますが、日中の気温は先日までとは比べものにならない程暖かく感じられます。
杉の葉を焼却している煙の間から、暖かな陽の光が差し込みます。一度は引き返したものの、ようやく春が稲荷山にも足を踏み入れました。
稲荷の桜の蕾も少し膨らみ始めました。いよいよ「稲荷の桜日記」の始まりが近づいて参りました。全国的にも開花が早いようで、既に南の方では満開を通り過ぎているようです。早く当県にも桜前線が届かないものか、首を長くして待っている今日この頃です。
さて、先日もお伝えした春球。春の選抜甲子園大会。
当県代表花巻東高等学校が決勝へ駒を進め、いよいよ紫紺の優勝旗に王手を掛けました。
決勝の相手は長崎県代表青峰高等学校。
最高の決勝戦でした。1対0では敗れはしたものの、決勝戦に相応しい緊張感漂う白熱した試合。全選手が全力を振り絞り、頂点を懸けて戦う姿には感動を覚えます。そして、その選手達の家族、仲間、関係者、応援団…全ての方々の努力があってこその準優勝です。
次は熱い夏。この悔しさをバネに必ずや一回りも二回りも強くなって、もう一度あの舞台に戻ってくれるはずです。その日が来るまで、高校生らしく爽やかに清々しく一日一日を大切に過ごしてもらいたいと思います。本当にお疲れ様でした。
と、鎌隊長と共に熱い声援を送っていると、一通のメールが…
「頑張れ花巻東!!」
なんと、現地からの応援メッセージ。当県花巻東高等学校の活躍に心を打たれた兵庫県出身の同級生が、優勝を願い甲子園へ応援に行っていたようです。残念ながらその声援は惜しくも届きませんでしたが、当県代表を応援して頂いた事に心より御礼を申し上げます。
2009-04-02 15:44:46 | 境内