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2009年07月18日
雨霧に煙る稲荷山。関東地方までは梅雨が明けたようですが、東北はまだまだ梅雨模様。梅雨の風情と夏の暑さが交互に訪れているような県内ですが、体調管理にだけは特に気を付け、穏やかにお過ごし頂きますようお願い申し上げます。さて、先日の水分神社総代連合会研修旅行。本日は行程の後半をお届け致します。太平山三吉神社様での正式参拝、田村宮司様よりの御講話を終えると…神酒拝戴でございます。御神前にて参拝をした神祭りの後、日常生活に復る事を意味します。その後は境内で、先日も御紹介致しました梵天祭の際に奏ぜられる「三吉節」を御奉奏頂きました。梵天祭とは秋田県固有の祭事で、秋田県内各地で特色ある梵天祭が行われているそうです。梵天とは神様のお降りになられる依代(よりしろ)、神籬(ひもろぎ)、幣束(へいそく)御幣(ごへい)の事を指すそうです。中でも太平山三吉神社様の梵天祭は『けんか梵天』と呼称されるほどの勇壮さと荒々しさで知られ、奉納される梵天数も随一との事。現在では秋田の冬の風物詩として定着し、古来からの町内梵天を始め企業梵天・子供梵天など様々な団体から御奉納を戴いているそうです。皆様に見送られながら次に向かいましたのは…「入道崎」でございます。荒々しい日本海が私達を迎えてくれました。この時は秋田県を始め当岩手県でも風が強く、あまりの強さに目を開けていられない程。岸壁にも浪が打ち付け、もの凄い音を立てておりました。風に負けないように限界まで足を進めると、落差30メートルとも言われる海岸線が顔を覗かせました。一歩でも間違えれば命はありません…そんな荒々しい海岸線ですが、岬のシンボル白黒対称の縞模様が一際目を引き、また夕陽が美しく、日本の夕陽100選にも選ばれているそうです。そんな入道崎を満喫し、その後は安全運転にて一路岩手へ。充実した研修に全員が満足し、無事に帰省する事が出来ました。温かくお迎え頂いた皆様に今一度心より厚く御礼申し上げます。
2009-07-18 16:24:41 | その他
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