2010年05月02日
ゴールデンウィーク真っ直中。これが5月と言わんばかりの爽やかな天候に恵まれました。午前中から多くの皆様に御参拝を賜り、例大祭を前に賑やかな稲荷山でございます。さて、本日は「八十八夜」。八十八夜は、立春から数えて88日目でございます。この八十八という字を組み合わせると「米」という字になることから、この日は農業に従事する人にとっては特別重要な日。「夏も近づく八十八夜」や「八十八夜の別れ霜」などと言われ、八十八夜は霜のなくなる安定した気候の訪れる時期と言われます。古くより春から夏へ移る境目の日として重要視されてきました。そんな爽やかな5月。稲荷山の花々も益々輝きを増しております。先日も御紹介致しました「カタクリ」。段々と花の数も増え、辺りは紫色に染まっております。そんなカタクリの脇でひっそり咲くのはこちら…「ショウジョウバカマ(猩々袴)」でございます。花名は、赤みを帯びた花が中国の伝説上の動物で酒を好む「猩々」に似ており、根性葉を袴に見立てて付けられたとのこと。一方、メインの桜はと言うと…「桜通信8号」。桜色の稲荷山まで、もう間近です。花弁が漸く見え始めました。必ずや5日の例大祭には綺麗な姿を見せてくれるはずです。そんな花々を脇に社殿窓拭きの中の戸川職員さん。お陰様であまりの綺麗さにガラスが閉まっているのを気付かない程です。
2010-05-02 16:56:54 | 草花
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