奥州総鎮護 志和稲荷神社
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稲荷日記
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2010年07月20日

蝉しぐれ

蝉の鳴き声が雨の降っている様に途切れなく聞こえる事を「蝉しぐれ」と言います。藤沢周平氏による時代小説のタイトルでも有名でございます。

稲荷山もこの季節になると蝉の鳴き声が止むことはなく、正に蝉しぐれ。この蝉しぐれも7月、8月には欠かすことの出来ない夏の風物詩。
そんな中…



鳴き疲れたのか、ヒグラシさんが十二支神社賽銭箱にて休憩中。
ゆっくり休んで、また元気な声を聞かせて欲しいものです。

そんな本日はヒグラシさんと共に、こちらも一休みをして境内に咲き誇る花々をお届け致します。

先ずは…



先日から見頃を迎えている「ガクアジサイ」。色合いも以前に比べだいぶ濃くなって参りました。境内のあちこちで、私達の目を楽しませてくれております。

そんな紫陽花も青色ばかりでは無く…



ピンク色も咲いております。
数は少ないですが、こちらも満開の見頃を迎えておりました。

こちらは稲荷の池にひっそりと咲く…



「スイレン」でございます。
スイレンは「睡蓮」と書き、昼間咲いて夜になると花を閉じ花が眠るような様子か名付けられたそうです。和名の「未草(ヒツジグサ)」も未の刻(午後2時頃)に花を開かせるということから付けられたとのこと。花言葉は純潔、清浄、純粋な心でございます。

春に続いてこの季節も花咲き薫る稲荷山。御参拝の際はこの花々の綺麗で穏やかな表情を是非御堪能下さい。

2010-07-20 16:06:25 | 境内


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