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2011年03月06日
啓蟄
朝は冬に逆戻りと言わんばかりの雪模様。気温が高くなるにつれ、雨が降ったり止んだりと落ち着かない天候でございます。
それでも昨日よりは暖かく感じられ、また春に向けて重い足を歩み出した本日の稲荷山。
そんな本日は「啓蟄(けいちつ)」でございます。
この啓蟄とは、土の中で縮こまっていた虫(蟄)が穴を開いて(啓いて)動き出す日のことです。虫達も暖かくなってきたし「さぁ、働くぞ」と意気込み始める日のことを言います。
この時期は、一雨降るごとに気温が上がり、日差しも徐々に暖かくなって参ります。
本日の雨も暖かさを迎える恵みの雨となることを祈るばかりです。
さて、本日はいつもお世話になっております「ラ・フランス温泉館様」にて神前結婚式が執り行われました。
職員の皆様にもお手伝い頂き斎場準備。
お二人の新たなスタートを大神様に報告し、御両家御親族の御参列の元、厳粛な雰囲気の中で更なる御加護と御多幸を祈る神前結婚式。
こちらは三三九度の盃。
御神酒を数を重ねて飲み交わすことにより、夫婦の縁を更に深く固める神事でございます。
何があろうと手に手を取り合い、互いに支え合い、他の良き範となるような御家庭を築いて頂きますよう心よりお祈り申し上げます。
人生における最も重要な儀式である結婚式。我が国古来の伝統と美風を継承した神前結婚式こそ、日本で生まれ育った私達にとって相応しい結婚式と言えるはずです。
古き佳き結婚式の姿。その姿をいつまでも変わることなく受け継いでいきたいものです。
2011-03-06 15:09:02 | 境内
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