2011年07月30日
7月末
またも自然が猛威を振るっております。
昨日の午前中から新潟県、福島県で降り続いている大雨。
29日の昼前から局地的に時間雨量が80ミリを超える猛烈な雨が断続的に続いております。
降り始めからの総雨量は新潟県加茂市で600ミリを超えるなど、7年前の新潟・福島豪雨を上回る記録的な大雨となっております。
河川増水による堤防の決壊、集落の孤立など水害が広がり、両県での約40万人の方々に避難指示・勧告が発令されております。
皆様には土砂災害や洪水の危険性が更に高くなっておりますので、決して危険な箇所に近寄らないようお願い申し上げます。全員が無事に避難され、雨が収まった後も全員で協力し、一日も早く元の穏やかな生活へと戻られますよう心より御祈念申し上げます。
県内も昨晩まで時折強く降る雨に土砂災害の注意報、現在も各地に大雨注意報が発令されております。
稲荷山は現在の所は青空も覗き、セミ達も変わらず大きな声で今乃季節が夏であることを告げております。
先日完成した玉垣もそんな暑い陽射しに照らされ、鏡のように輝き十二支神社を映しております。
さて、昨日は所用にてこちらへ…
深山幽谷の別天地「猊鼻渓」でございます。
日本百景の一つに数えられる渓谷は長さ2キロメートルにも及び、高さ百メートル余の絶壁に奇岩怪岩が屹立する姿には圧倒されます。
夏の猊鼻渓は両岸の木々が緑を増し、川の流れは蒼く染まっております。木々の下を小舟で行けば、ひんやりとした涼風が心地良く夏の暑さを忘れさせてくれます。昨日は曇り空でしたが、ゆったりと涼を味わって参りました。
夕刻には…
雨の間を狙って久し振りに花火です。
夏には花火。これも日本の夏を語るには外すことの出来ない風物詩です。
ただ…
刺された跡が赤く腫れております…
夏は虫に注意です。
