2012年02月02日
2日目
2月2日。
如月とは、寒さで着物を更に重ねて着ることから、「着更着」とする説が有力とされております。昨日は着更着でなければ外に出ることも叶わなかった程の降雪。青森県での交通麻痺に秋田県での雪崩…当県でも交通事故が多く報告されているとのこと。この様に雪国の東北でも多くの災害が頻発するこの季節。
被災された皆様には心よりお見舞を申し上げ、今後その様な災害が起こることの無いよう心より御祈念申し上げます。
そんな本日の稲荷山は…
昨日の雪掻きを慰労してくれているかのように、稲荷山上空は如月晴れ。
真っ青な空に雲がゆっくりと流れ、穏やかな陽射しを浴びる稲荷山。透き通る空に昨日の疲れなど何処かへ吹き飛んだ気が致します。
御成座敷の屋根にも降り積もった白く輝く雪が残り、空の青と共に2月の稲荷山を綺麗に染め上げてくれております。
昨日の…
こんな稲荷山が嘘の様です。
それでも昨晩から早朝まで降った雪のお陰で…
階段が完全に埋まっております…
昨日綺麗に除雪した稲荷山もまた元通りとなりました。
そして本日も朝から職員にて除雪作業。
本日の戸川職員さんは正面参道担当でございます。
誰しもが始めは厚手のコートを羽織りながらの作業なのですが、進むにつれて身体が温まり、最後には薄着での作業へ。
しかし、身体が温まったとは言え厳しい寒さなのには変わりありません。2月の岩手は雪の季節。これから更なる積雪も考えられます。何卒皆様にも作業後はお早めに着替えられ、風邪など引かれないよう御自愛頂ければ幸いです。
