2012年02月27日
初午祭
遂に本日から春の大祭「三午祭」が斎行となります。
春の到来を告げるこの三午祭。全国の稲荷杜でも、2月初午の日に盛大に神事が執り行われております。
当神社では、東北地方という地域性や季節感から旧暦の2月の午の日に斎行させて頂いております。
本日も午前中から五穀の豊穣や家内安全、海産物の豊漁を祈願する皆様に御参拝を賜り、盛大且つ厳粛に斎行することが出来ました。
そんな初午祭を祝ってか、風は強いものの空は眩しく輝いております。春を迎えるに相応しい空の青。
成狐さんによる「奉幣の儀」。
国家の安泰、皇室の弥栄、氏子の皆様を始め御参列皆様の益々の御繁栄と御多幸を祈念し、大前に幣帛が奉られます。
この三午祭は始めの初午の天候が良ければ、中午、末午も天候に恵まれると言い伝えられております。本日がこの様な天候であれば、控える中午祭、末午祭の天候も問題は無いはずです。まだ御参拝のお済みでない方は是非御参拝賜りますよう御案内申し上げます。
境内も暖かな陽射しに包まれて、穏やかな雰囲気に包まれております。風はまだ冷たさを残しておりますが、それでも参道に踏み固められた雪も溶け始め、日に日に春が近付いていることを実感させてくれます。
その暖かさにつられ、笑顔が沢山溢れる岩手になりますよう心より願っております。
この方は早速…
本日の初午祭に御奉仕頂いた鈴木神職さん。御奉仕も終わり、素敵な笑顔でございます。
来る春を皆様と共に笑顔でお迎えしたいと思う今日の初午祭でした。
2012-02-27 15:54:04 | 神社