2012年02月20日
止みました
昨日の雪が嘘のように稲荷山上空には太陽が眩しすぎるくらいに輝いております。
雲達もそんな陽射しを遮ってはいけないかと気を使っている様に足早に通り過ぎて行きます。
そんな陽射しに包まれた稲荷山はほんわかと暖かく、いつの間にか真冬日になるのを忘れていたようです。
さて、ほのかに春を感じさせる陽射しの下、本日はこちらの工事が行われました。
御成座敷の基礎部分修復工事でございます。
先の震災に余震が重なり歪んでしまった基礎。それに合わせ、縁側までが傾き、非常に危険な状態となっておりました。
流石にこの工事は稲荷工務店では修復することが出来ず、いつもお世話になっている小松組様にお願いをし、本日の工事となりました。
寒さの和らぎと共に作業も順調に進み、今日明日で無事に終了となりそうです。
あの震災からもうすぐ一年が経とうとしております。震災で弱っていた部分がこの雪の季節に更に痛んでしまうこともございます。春が訪れるまでもう少し。もう被害が拡大しないように切に願うばかりです。
まだまだ傷は癒えることはありません。いつか全てが輝く笑顔と変わりますように。今後も共に歩んで参りましょう。
そんな中、早速笑顔が溢れました。
先日作成した十六号。午後に挨拶に伺うと…
おっ！
顔が完成しております。立派な髭までお生やしになり、優しくも精悍な表情となっておりました。
職員は手を掛けておりませんので、御参拝の方に御作成して頂いた事と思います。見事な出来映えに成狐さんも驚いておりました。
御作成頂いた方にはこの場をお借りし、心より篤く御礼を申し上げます。
是非皆様にも御参拝の際にはその表情を御覧頂ければ幸いです。
