2012年02月22日
朝はマイナス10度を超える厳しい寒さとなりましたが、日中は風もなく穏やかな陽射しが降り注いでおりました。お陰様で本日の稲荷山も真冬日を忘れ、気温もプラスの域へと上昇しております。2月も下旬となり、いよいよ春が待ち遠しくなる季節となりました。降り注ぐ陽射しも日に日に春の気配を濃くしているような気が致します。さて、本日は暖かくなることが予想されておりましたので、この時とばかりに厚く踏み固まってしまった氷の粉砕作業に取り掛かります。先ずは社務所前から…屋根からの雪と雪解け水で固く凍り付いていた社務所前。幾重にも重なり、その姿は上を歩かれるのを拒んでいるかのようです。そんな時は愛用のツルハシが大活躍。どんな厚い氷でも一気に粉砕です。そんなツルハシのお陰もあり、社務所前は無事安全な姿へと戻りました。作業を終え、ここで少し休憩です。休憩の間に先日破損してしまった軽便「雪おろーすB型」の補修を行います。添え木をしっかりと固定し修復完了。角度調節は出来なくなってしまいましたが、軽便の名に恥じない使い心地は以前から変わっておりません。そんな陽射しも心地良さを増してきた午後1時。戸川職員さんが「屋根から雪が落ちたんだし。」と社務所に飛び込んで参りました。直ぐに着替え、共に境内へと。拝殿前は少量の落雪だった為、戸川職員さんが担当です。なかなか見事なスコップ捌きではないでしょうか。自分はこちらへ…祖霊社前。見事に落ちた雪が参道を塞いでおります。以前から残っていた雪の為、堅さと重さは降りたての雪の比ではなく、ハンドラッセルでは歯が立ちません。鉄製の剣先スコップに持ち替え、さあ作業開始です。20分後…終了です。屋根から雪が落ちるのも暖かくなった証拠でございます。皆様にもこの季節は落雪、雪崩の危険性が非常に高くなりますので、充分に御注意頂きますようお願い申し上げます。無事事故もなく暖かな春を迎えられますよう心より御祈念申し上げます。
2012-02-22 14:59:24 | 境内
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