奥州総鎮護 志和稲荷神社
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稲荷日記
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2012年05月10日

花々3

本日は雨が降るとの予報でしたが、何とか一日を通して雨も降らず、少し肌寒く感じられる程の稲荷山となりました。
今後も雨が降る事が予想されますので、これからお出掛けの際は傘を忘れずにお出掛け頂きますようお願い申し上げます。

さて、雨が降ると思い午前中の内に稲荷日誌の写真を撮影していた本日。先日までは稲荷山の花々をお届け致しましたが、本日もそれに続いてパート3をお届け致します。

先ずは…



優しい紫色が綺麗な「白根葵」でございます。
花がタチアオイに似ることからシラネアオイと名づけられたそうです。別名で「山芙蓉」、「春芙蓉」とも呼ばれております。



稲荷山で一際目を引くのが山吹色で有名な「山吹」でございます。この山吹は古歌にも好んで詠まれております。

桜ちり春のくれ行く物思ひも忘られぬべき山吹の花
                   玉葉集 藤原俊成

桜が散り、春が暮れてゆく憂鬱も、思わず忘れてしまいそうなほど美しい山吹の花。そんな思いが込められた歌でございます。

続いては…



ピンクの梅。
いつもは桜の前に咲くのですが、今年は遅めの開花でございます。

梅に負けじとこちらも元気に開花致しました。



緑の差し込みが綺麗な八重桜。
こちらも正面の八重桜と共にそろそろ見頃を迎えております。

花咲き香る春。もう一つ先の山吹を詠った和歌に…

にほふより春は暮れゆく山吹の花こそ花のなかにつらけれ
                続古今集 洞院摂政家百首歌

山吹が咲き始めると、春はもう終りに近づきます。折角の美しい色を、季節の過ぎ行く悲しみが曇らせる。花の中でこれほど人に辛い思いをさせる花はありません。と山吹を恨んでいる歌でございます。

そうです春ももう終盤。季節は新緑の季節へと移り変わります。過ぎ去るのが早い当県の春。今の内にもう少しだけこの季節を楽しみたいと思う今日この頃です。

最後に…



狐さんの帽子が新調されておりました。ピンクから白い綺麗な帽子へと。有り難い心遣いに、心より篤く御礼申し上げます。

2012-05-10 16:52:56 | 草花


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