2012年08月17日
お盆明け
お盆。
本日でお盆休みも終了し、本日からは普段の生活にお戻りの方も多いことと思います。
このお盆を皆様はどの様にお過ごしされましたでしょうか？御家族、御親族お揃いで御祖先をお迎えし、お墓参りに御霊祭にと感謝の誠を捧げられたことと思います。
昨日は御祖先にお帰り頂く盛岡の「舟ッコ流し」を始め各地で送り火の行事が盛大に斎行されておりました。
そんなお盆は稲荷日誌もお休みを頂き、本日からまた普段通りに更新を再開させて頂きます。いつもの稲荷山の日々、地域の話題等を変わらずお伝えして参りますので、今後共温かな御声援をお願い申し上げます。
さて、本日の稲荷山は…
午前中は少し雲が多かったのですが、杜に響く蝉の声に急かされて午後からは青空が広がり始めました。
「暑さ寒さもお盆まで」と言いますが、この暑さは暫く続くようですので、体調管理には今後も気を付けなければなりません。
もう一つ気を付けなければならないのが…
こちら。
この季節、稲荷山に大量に発生する「アブ」でございます。
車の排気ガスを特に好み、車でお越しの際には真っ黒になるほど集団で囲まれてしまいます。
看板の通りに、排気が収まるまでお待ち頂ければ自然に居なくなりますので、お降りの際は充分に御注意下さい。
化粧品や整髪料の匂いもお好きなようですので、呉々も御注意頂ければ幸いです。社務所に虫除けスプレー等を御用意しておりますので、必要の際はお声掛け願います。
まだまだ暑さの厳しいこの季節。
外へ出るのも嫌になりますが、冷房の効いた中ばかりではなく、少しでも外へと足を踏み出してみましょう。
夜にはこんな綺麗な花が空を輝かせます。
こちらは私の実家のある街の小さな花火大会。家族と共に拝見させて頂きました。
打ち上げは2千発程。
本当に可愛らしい花火大会でございます。
それでも会場には多くの方がお集まりになり、夏の風物詩を満喫されておりました。
今年は大きな花火大会に行くことは出来ませんでしたが、それでも素敵な花火を拝見させて頂きました。会場は親戚に加え、知人や友人が多く、知り合いばかりの花火大会…それもこの夏の想い出です。
震災からの思い。御祖先の慰霊、供養。夏を乗り切る為の元気。
それら沢山の思いが込められている花火。今年は特に復興への願いが更に強く願われております。
花火一つ一つは一瞬の輝き。それが重なり合い、夜空を輝かす大輪の花となります。
人の力も一緒でございます。小さな力でも集まれば大きな力となります。
今年の花火を忘れることなく、また来年も夜空に綺麗な花を咲かす為にも、これからも復興に向け共に歩んで参りましょう。いつか花火に負けない程、輝く笑顔が溢れる東北岩手となりますように。
