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2012年09月27日
古社巡り二日目。先ず、早朝お詣りさせて頂いたのは、談山神社、藤原鎌足公を御祭神としてお祀りされている御社です。西暦645年と言えば、社会の時間で習う「大化改新」があった年、じつはこの大化改新は中臣鎌足(藤原鎌足)が中大兄皇子(後の天智天皇)とこの年の5月多武峰で談合を行った事に因み、この山を談い山、談所ヶ森と呼び、現在の社号の起こりとなったそうです。この御社で次に目を引くのは、重要文化財に指定されている十三重塔、鎌足公の長男・定慧と次男・不比等が父、追福の為に建立した塔で、木造十三重塔としては世界唯一、高さは約17メートルのシンボル的な建物。紅葉の季節が一番お勧め。談山神社をあとに次にお詣りさせて頂いたのは、大神神社、特徴的なのは本殿は設けず拝殿の奥にある三ッ鳥居を通じ、三輪山を拝するという、我が国、原初の神祀伝えられる御社で我が国最古の神社と伝えられております。又、この境内を通る山辺の道は、三輪から奈良へ通じる古道で石上神宮へつながっており、途中には三輪、景行陵、崇神陵を拝する事もでき、生活の要道ともなっておりました。山辺の道を進んでお詣りしたのは、崇神天皇の御代に、宮中にお祀りをされていた天照御大神を笠縫邑に遷して豊鍬入姫命に奉斎させた磯城神籬、崇神天皇の御代に、この地より伊勢の神宮へ遷した後も、天照御大神様をお祀りしていたことから「元伊勢」と呼ばれたいる所でございます。
2012-09-27 09:46:47 | 旅先
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