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2008年06月15日
宮城・岩手内陸地震
過日から世界中で起こっている自然災害。この日記でも「天災は何処でも起こりうる」と申しておりましたが、まさかこんなに身近で起こるとは思ってもおりませんでした。マグニチュード7.0。宮城県北部と岩手県南部で震度6。
現在でも余震は続き、本日の稲荷山も震度2の余震が感じられました。
実は震災当日。自分も祭典奉仕の為、実家のある岩手県南部金ヶ崎町におりました。
午前8時43分。「ドンッ!」と言うものすごい音と共に家全体が大きく揺れました。まともに歩くことなど出来ません。茶の間や書斎の棚が倒れ、置物等が散乱し、家族全員で一斉に外に飛び出しました。
震度5強。初めての体験に戸惑いを隠せません。
それから余震と思われる揺れが止めどなく続き、落ち着く暇など与えてはくれません。携帯電話を始め、電話機器が不通になり、安否を知らせる手段もなく、不安は募る一方です。
これが天災かと、人の無力さと自然の力の強大さを肌で実感する日となりました。
まだまだ救助を待つ人達が居ます。私達に出来ることは数少ないのですが、今こそ全員が協力する時です。助け合い、少しでも不安を減らす事が必要です。
幸いにも自分の地区では大きな被害を受けることなく、無事に過ごすことが出来ました。しかし、震源地に近い方では建物の倒壊、岩垣の倒壊などの被害が出ております。これから復旧作業にはかなりの時間が必要です。1人1人が手を差し延べ、出来る限りの全力を尽くしましょう。声を掛けて頂くだけでも、その一声が力になります。
震災当日も、全国各地から御見舞の言葉を頂き誠に有難く思っております。これほど多くの方々に心配を頂けるだけでも幸せと感じました。この日を忘れることは出来ません。
天災は人を待ってはくれません。常日頃からの準備が必要です。皆様も今だからこそ、準備を始めて下さい。起こってからでは全てが終わってしまいます。
2008-06-15 16:57:02 | その他
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