2010年06月05日
本日は午後から雨が降ることは予想していたのですが、その予想を超える豪雨。雷も境内の真上で何かが爆発したかのように鳴り響き、御参拝の皆様も一時社殿内で待機する程。一気に暗くなった境内に轟音を響かせ、叩きつける雨…境内の木々の枝も、無理矢理上から押さえつけられるように力なく垂れておりました。この雨のお陰で戸川職員さんに整備して頂いた稲荷花壇も池と見間違う程に浸水してしまいました。今は無事に雨も止み、穏やかな境内に戻っております。そんな豪雨の始まりに、この様なものまで降って参りました…「雹(ひょう)」でございます。5ミリ程の氷の固まり。夏場よりもこの5月から6月が雹の発生率は高いとのこと。以前には30センチ近くの雹が降った記録も残っているそうですが、そんな大きさの物が降ってきてはどうすることも出来ません。突然の雷に豪雨。これだけでも自然の計り知れない力を見せつけられました。今、自然災害が多発する中で、自然との共生をもう一度見つめ直し、生命の源である自然を中心とした社会、生活を営んでいくべきではないでしょうか。私達に出来ることは限られています。その限られたことに対して、どう取り組んでいくのか真剣に考えて行かなければなりません。昨日の午後6時。西の空。夕日が一日の終わりを告げておりました。その横には夕日に照らされたオレンジ色の飛行機雲。水の張られた水田に夕日が映し出され、本当に穏やかで長閑な夕暮れ時。風情ある日本の姿。いつまでも大切に残していきたいものです。
2010-06-05 16:33:41 | 境内
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