2010年06月30日
夏越の大祓
朝から降り続く雨。
九州地方では予想以上の大雨が続いているようですが、被害は最小にて収まり、いち早く元の穏やかな生活へとお戻り出来ますよう心よりお祈り申し上げます。
平成22年上半期の最終日。
生憎の雨模様となってしまいましたが、県内各神社を始め当神社でも午後3時より「夏越の大祓」を斎行致しました。
半年間の罪穢れを祓い去り、清らかな心と身体で夏を迎え、残る半年も健やかに過ごせるようお祈り致します。
本年も雨の中、多くの皆様に御参列を頂き、厳粛且つ盛大に斎行することが出来ました。
大祓詞奏上の後、切麻で自分の身体を清めます。
次に形代で身体を撫で、息を三度吹きかけ罪穢れを初めとする悪いものをその形代に移します。
次に斎場、祭員、参列者の全てを大麻にて祓い清めます。
その後、全員で茅の輪を潜ります。
「茅の輪」には疫病を祓い除ける力があると言われており、
疫病の流行しやすい夏を前にした大祓には、病魔に負けない力を頂くという意味もございます。
勿論、先導は鎌隊長。
鱒部長の龍笛の音色に合わせ、一歩一歩ゆっくりと茅の輪を潜ります。
この神事が終わると、あの暑い夏がやって参ります。
突然の大雨に雷。まだまだ不安定な天候が続いております。
季節の変わり目はどうしても体調を崩しやすくなります。暑いからと言って冷房のかけ過ぎや冷たいものの過度の摂取などはより身体のバランスを崩してしまう原因です。
皆様には体調管理にだけは十分に御注意頂き、健やかに暑い夏をお過ごし頂きますよう心より御祈念申し上げます。
2010-06-30 16:55:49 | 神社