2011年06月11日
回復
あの震災から3ヶ月。
復興へと共に歩んだこの3ヶ月。まだまだ道程は厳しく険しく。
この3ヶ月で確かに少しずつ明るい未来へと進んでいるように感じられますが、それでも以前の生活の様に過ごせるはずがありません。現在も多くの方々が避難所で過酷な生活を強いられ、今尚行方不明の方々が多く居られます。残された御家族の御心情は私達が計り知れるものではございません。
本日も早朝から地震が続いております。
元の生活へ。ただそれだけが願いでございます。
私達が為すべき事。それは何か。手に手を取り合い、互いに支え合い、励まし合い、一人一人その心を優しく包み込む事ではないでしょうか。支援の手を止める事は出来ません。
全国各地多くの皆様からの数え切れない程のお力添えに心より感謝と御礼を申し上げますと共に、今後も変わらぬ御支援御協力の程伏してお願い申し上げます。
午前中までの雨も境内を潤す恵みの雨となり、午後になると青空が戻り始めた稲荷山。
そのせいかいつも以上に蒸し暑く、外での作業は汗が滲んで参ります…
そんな中でも戸川職員さんは元気一杯。虫除け帽子を被りながら本日も草取りに励んでおられました。
その傍らでは…
相変わらず「アヤメ」が綺麗に咲き誇っております。この姿を見ていると心が落ち着き、作業の疲れも忘れてしまいます。
さて、日々更新中の本日の「現場報告」でございます。
先日から新たな姿を見せ始めた玉垣工事。
本日は…
順調に第1コーナーを曲がり西側の直線に取り掛かっておりました。雨の心配もあり、本日はテントを掛けながらの作業です。
見事に等間隔でその凛とした姿を伺うことが出来ます。
一つ一つの石の重さはかなりのもので、建てるだけでも一苦労。丁寧に慎重に、そして力強さが求められる作業でございます。
現場報告も終わり、戸川職員さんの元へ戻ると…
いつの間にか鎌隊長も参加しておりました。
本日の鎌隊長はお腹の調子が悪く、少し元気がございません…明日には元の元気な姿に戻られますよう心よりお祈り申し上げます。
