2011年08月16日
暑い日が続いている今年のお盆。帰省ラッシュも始まり、高速道路を始め公共交通機関は賑わいを見せております。皆様にも故郷へお戻りになり、和やかに御先祖様と共に日本の夏を過ごされたことと思います。我が国では、仏教が伝来する以前から「御霊祭り」など、祖先の霊を迎える儀式が存在しました。推古天皇の時代にも「斎会」が設けられ、この様式が現在の「お盆」の原型になったと考えられています。その後、武家、貴族等の上層階級で主に催され、一般庶民に広まったのはそれ以降とされております。そんな夏の日。本日は先日の花火に続き、まだまだ暑い岩手の夏をお届け致します。夏と言えば「向日葵」。「向日葵の ゆさりともせぬ 重たさよ」と詠われるように重量感があり堂々したヒマワリの佇まいは正に夏の代表。一面の向日葵。ここは稲荷山から車で15分。矢巾町煙山公園隣りにある向日葵畑でございます。ここは毎年6万本もの向日葵がその姿を輝かせております。昨年は気付くのが遅く拝見出来なかったのですが、今年は無事に鑑賞することが出来ました。お近くにお越しの際は是非御覧下さい。こちらも…先日に続き花火。ですが、今回は手持ちの花火でございます。庭先の暗闇を明るく照らす花火。大きく夏の夜空を照らす打ち上げ花火も良いですが、小さな手持ち花火も風情があって良いものです。そんな夏の夕暮れ。今年植えた稲もこんなに大きくなりました。水不足が不安な夏となりましたが、丹精込めて育てた稲が黄金の稔りを迎えられるよう願っております。
2011-08-16 15:34:57 | 草花
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