2011年08月25日
本日も
雲に覆われた稲荷山。
朝方まで降っていた雨は止んだものの、本日も湿度が高く、昨日に続き蒸し暑く感じる一日となっております。
その様な中でも、先日から桃色の花を咲かせ御参拝の皆様をお迎えしている方が…
雨の降る中でも、御参拝の皆様を境内入り口でお待ちしている「サルスベリ」でございます。
花の季節もそろそろ終盤と言うこともあり、花の数も減ってきてはおりますがまだまだその姿は健在です。
さて、そのサルスベリの下で勢いの良い音が…
勿論、戸川職員さんと草刈り機でございます。
来る今月の28日、当神社で斎行される「崇敬者大祭」に合わせ、急ピッチで境内の草刈り作業に取り組まれておりました。
涼しくなったとは言えまだ8月。充分な水分補給と休息をおとり頂きますようお願い申し上げます。
そんな戸川職員さんの姿を見つめていたのがこの花です。
「オオバギボウシ」。聞き慣れない名前ですが、このオオバギボウシの若葉が皆さんも御存知の山菜「ウルイ」でございます。この近くは天敵のアブがまだ大量に生息しており、なかなか近づけませんが何とか撮影させて頂きました。
ウルイは北海道から九州まで広く分布しており、川や沢のそば等の湿り気の多い土壌やに群生します。
ウルイの若芽は、クセはなくぬめりがありますが、あっさりとしたとても美味しい山菜。写真の花が6月頃から咲く白色から淡紫色の花となります。
本日も蝉達は元気にその声を響かせております。
この元気に負けないよう、残暑の夏を健やかに過ごして参りましょう。
