2011年09月06日
久し振りに
昨晩の強い雨も止み、稲荷山上空に蒼い空が戻って参りました。雲も気持ち良さそうに浮かび、穏やかな初秋の風が流れる稲荷山。
多くの被害をもたらした台風12号。7年前の台風23号に匹敵する平成最悪級の台風災害となってしまいました。
行方不明の方々、孤立し救助を待つ方々も多くおり、今後の更なる救援救助活動により一日も早く安全な避難、また御家族の元へ戻られるよう切に願うばかりです。
秋の高い空を見ていると、何故か優しく、また懐かしく感じられます。穏やかになった陽と風を感じながら境内を廻ると、自然に心が安らいで参ります。
日に日に秋へと歩みを進める稲荷山。皆様にとってこの秋が豊かに稔りある秋となりますように心より御祈念申し上げます。
境内巡回を終え、社務所に戻ると…
戸川職員さんが成狐さんのお手伝いをしておりました。
明日から始まる志和八幡宮例大祭の準備でございます。いよいよ秋祭りも賑やかになって参ります。
穏やかな秋。賑やかな秋。
高い空に、祭り囃子が鳴り響くこの季節。街中が沢山の笑顔に包まれ、震災、災害からの復興へと繋がる季節となれば幸いです。
