2011年09月26日
杜
連休も終わり、緩やかな時の流れる稲荷山。
稲荷山を登ると小鳥の囀りと小川の流れの音だけが響いております。目を閉じるとその空気の中、緑の大らかさ、杜の雄大さを実感することが出来ます。
自然は厳しいばかりではなく、時に優しく私達を包んでくれます。この震災から立ち上がろうとしている今だからこそ、その自然を大切に護り続けていかなければなりません。
それも復興への道と繋がっているはずです。
「願掛けの大杉」。
静かな杜に佇むその姿は稲荷の「大杉」と共に雄々しく、一千年を越える悠久の時の流れを感じさせてくれます。
そんな杜を抜けると…
薄い雲の上に太陽が。
いつもは眩しくてその姿を見ることが出来ないのですが、雲のお陰ではっきりと。雲はあるものの降る陽射しは心地良く、深まる秋を告げております。
境内の巡回も終わり、社務所に戻ろうとすると…
この方の糸に引き留められました…
「クモ」。
苦手な方には申し訳ございません。今年は昨年よりも多く御在住のようで境内では見慣れた光景となりました。御自宅を破損してしまうと申し訳ありませんので、御用の際は社務所までお越し頂ければ幸いです。
2011-09-26 15:51:29 | 神社