2011年09月08日
秋の夜
日差しがかげると、ひんやりと感じる風がそよぎ、ふと物悲しくなります。四季に恵まれ自然を愛でる日本人にとって、秋はまた格別の季節です。
この時期は、古くから「花といえば春、月といえば秋」と言われるほどに、高く澄んだ夜空に月が美しく輝きます。夜にはあちこちからかすかに虫の音が聞こえ、月見が目で楽しむ秋であれば、虫の音は耳で楽しむ秋と言えます。スズムシ、マツムシ、コオロギ…その声は自然と気持ちを静めてくれます。
しみじみと心打つ秋の夜、身近な秋の自然が心身を優しく癒してくれるはずです。
本日は成狐さんの兼務社である「志和八幡宮」の例大祭でございます。成狐さんを始め、鱒部長、鎌隊長が奉仕に出向しております。
天候が心配されましたが…
雲は多いものの雨は降らず、時折青空の覗く穏やかな天候に恵まれました。本日は午後から山車も巡幸し、志和町は賑やかな雰囲気に包まれていることと思います。
皆様もお近くにお越しの際は御参拝頂ければ幸いです。
そんな祭典中の稲荷山は…
社務所にて作業中の戸川職員さん。本日は得意の草刈りはお休みして、お正月の準備に取り掛かっております。
今年も残すところ3ヶ月半。この平成23年の後半が良き年となりますよう今後も精進して参ります。
と思いを新たにしていると…
こちらは一休み中。
紅色付く秋を控え、今の内に休息とのこと。ゆっくりと空を泳ぐ雲と共に紅く染まる境内が今から楽しみです。
2011-09-08 16:00:38 | 境内