2012年05月07日
賑やかな
例大祭の雰囲気から落ち着きを取り戻した稲荷山。昨日の雹に雷雨も通り過ぎ、上空には青空が戻りました。
また昨日は竜巻登見られる突風や雷が栃木県、茨城県を始めとする北関東地区を襲い、大きな被害をもたらしました。その被害状況はあの震災を思い出すかのような光景であり、現在も停電に断水と多くの方々が避難されております。
震災から復興を目指す最中のこの竜巻。自然は私達にどれだけの試練を与えようとしているのでしょう。
しかし、私達は決して後戻りはしません。東北も関東も必ずや復興と言えるその日まで力強く歩んで参ります。報道でも既に自衛隊による復旧作業や地域の皆様による炊き出しが行われておりました。
その繋がりを大切に共に手を取り合い励まし合い、美しく輝く街並みを取り戻して参りましょう。
そんな痛む心を少しでも和らげる為に、本日は稲荷山に咲く花々をお届け致します。
最後の桜になるのでしょうか。
昨日の雷雨を乗り越えた桜達。緑の葉も顔を出し始め、新緑の季節への準備中です。
こちらは今年初の御紹介になる「椿」さん。見頃が過ぎた頃かと思ったのですが、何とか無事に撮影することが出来ました。
そして、ソメイヨシノが終わりを告げる頃花開くのが…
この「八重桜」。今年も遅くなりましたが無事に開花致しました。
これから見頃を迎える八重桜は正面参道にて皆様をお待ちしておりますので、御参拝の際はその優しい姿を是非御鑑賞下さい。
まだまだこれから花咲き香る稲荷山。そんな姿に少しでも自然の脅威を忘れる事が出来たなら幸いです。
一方、社務所では…
お手紙が山積みです。
作業しているのは勿論…
鎌隊長でございます。例大祭も終了し、これからは夏越大祓の準備が行われます。
今年も早5ヶ月目。今後も皆様がお健やかに無事平穏にお過ごしされますよう心より御祈念申し上げます。
