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2012年05月17日
小さな命
吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
この書き出しで始める稲荷日誌は二度目になるでしょうか。
先日、当神社近くにてこの子が発見されました。
子猫さん。
小さな小さな子猫でございます。迷子なのか、それとも…辺りには親猫さんの姿も無く、ひとりぼっちで泣いていた所を鱒部長が保護致しました。
とても人懐っこく、愛くるしいその姿。
私達がその姿に癒され、心豊かに生活出来ることは言うまでもありません。
その共に暮らす中にも遵守しなければならないルールやマナーがあります。日常生活は勿論のこと、最も大切なことは私達人間に「動物の命を好きに扱う権利」は無いと言う事です。人は幸せになる為に動物を飼おうとします。しかし、動物は人に飼われるために生まれてきた訳ではありません。
動物を飼うことは、人間にとって当然の権利などではなく、自分の意志によって行う「行動の選択」でしかありません。
最後まで責任を持ち、共に豊かな生活を過ごす。言葉は通じないからこそ私達にはその責任があるはずです。
2012-05-17 09:55:00 | 動物
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