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2012年05月21日
金環日食
皆様も御覧になったでしょうか?
世紀の天文ショーと言われる「金環日食」でございます。これほどの広範囲に起きるのは932年振り。この金環日食は世界で平均年に1回ほど起きているそうですが、観測出来る地域は限られており、日本の本州で起きるのは129年振りとのこと。また、今回のように広い地域で起きる金環日食は300年後。次に日本で観測出来るのは18年後の北海道です。
それであれば、自分もここぞとばかりに…
感動に出会う為、購入致しました。
「太陽かんさつ パンダグラス」でございます。これがあれば安心して観測出来ます。
サイズは小さめですが、お陰で世紀の天文ショーを体験することが出来ました。鎌隊長の御子息の清雅君も大喜びで走り回っていたそうです。
ゆっくりと太陽を覆う月。宇宙では神秘的な出来事が数多く起こっております。自然と同じように私達の想像を遥かに超える未知の世界。本日の金環日食はその一部に過ぎません。
国立天文台によると、今回用意された太陽観察用のグラスは捨てないでとのこと。
来る6月6日、金星が太陽の前を横切る珍しい天体現象「金星の太陽面通過」が日本各地で観察出来るとのこと。前回は平成16年6月に観測され、今回は8年振り。しかし、その次は105年後にならないと見られないそうです。
何十、何百年と言う想像し得ない時の流れの中で起こる天文ショー。私達が生きる中で、後何度拝見する事が出来るのでしょう。そんな宇宙の神秘を是非皆様も御堪能頂ければ幸いです。
さて、本日の稲荷山は…
こちらが本日、日食を見せて頂いた太陽。
無事何事も無く境内に眩しい陽射しを降り注いでおります。
少し暑くも感じる陽射しのお陰で、境内の緑も色濃くなっております。
いよいよ本格的な新緑の季節。御参拝の皆様も爽やかな5月の風に身を委ね、気持ち良さそうに御来社されております。
宇宙に自然に。どちらも美しさには限りがありません。
時にどちらも厳しい表情を見せますが、その厳しさが更に美しさを際立たせてくれます。
そんな本日は宇宙と触れ合い、自然と共に生きていられることにただ感謝するだけでございます。
2012-05-21 16:20:11 | その他
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