奥州総鎮護 志和稲荷神社
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稲荷日記
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2012年07月01日

本日から

平成24年も下半期。今年も残すところ後半分となりました。
月も7月となり、更に暑くなる季節を迎えますが、夏バテなどされないよう皆様には無事お健やかにお過ごし頂ければ幸いです。



暑さに負けず戸川職員さんは今日も元気一杯です。

下半期を迎え、やり残したこと、これから取り掛かること様々あることと思います。時はあっと言う間に過ぎていきます。この一年が充実したものとなるよう、今後も変わらぬ努力をして参りましょう。

さて、7月は「文月」でございます。この文月は短冊に歌や字を書き、書道の上達を祈った七夕の行事に因み、「文披月」が転じたことが語源とされております。その他には稲穂が膨らむ月と言うことから「穂含月」「含月」、稲穂の膨らみを見る月と言うことから「穂見月」という説もあるそうです。

また本日は、夏至から数えて11日目となる「半夏生」でございます。



こちらは同じ名前を持つ植物の「半夏生」。名前の由来は、本日の半夏生の頃に花を咲かせることに由来する説と、葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」とする説がございます。

この半夏生は農家の人達にとって大切な日。この日までに田植えを済ませ、どんな気候不順な年でもこの後は田植えをしないという習慣があります。地方によっては「ハンゲ」という妖怪が徘徊するという言い伝えがあり、この時期に農作業をしないようにという戒めになっております。

そして、この下半期を無病息災で過ごそうと斎行されるのが昨日の「夏越大祓」でございます。
御参列になられた皆様がこれからの日々も無事平穏にお過ごし出来ますよう心より御祈念申し上げます。

そんな夏越大祓の斎行された昨日。
午前中の境内では大掛かりな作業が行われておりました。



こちらでございます。
「株式会社東北ターボ」様の大型吸引車にお越し頂きました。
なんの作業かと言うと…



稲荷の池汚泥吸引作業でございます。
長年の泥の堆積により深さが減少しており、このまま水量が増えると決壊の恐れもある為、今回の作業を執り行いました。

3時間程で…



中心部も元の深さへと戻りました。実はかなり深かった事に気付きました…
これで金魚達を始め池の賑やかな仲間達も健やかにお過ごし出来ることと思います。
水量が落ち着くにはまだ時間が必要ですが、是非御参拝の際は綺麗になった稲荷の池もお楽しみ頂ければ幸いです。

2012-07-01 14:35:02 | 境内


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