2012年07月26日
午前中に一時雨が降り出したものの、現在は青い空が戻り気温も30度近くまで上昇している稲荷山。それもそのはず…「仙台管区気象台は26日、東北地方が梅雨明けしたと発表した」とのこと。東北地区の梅雨時期の降水量は例年に比べ少なめとなりましたが、これで全国各地が梅雨明けし、青い空に白い雲が眩しい盛夏が到来したことになります。子供達も楽しみだった夏休みを迎え、海に山に川に元気に走り回っていることと思います。何卒、行楽の際には事故や怪我に合われないよう、お父さんお母さんを始め保護者の方々も充分に御注意され、友達と仲良く笑顔で楽しく過ごして頂きますようお願い申し上げます。宿題も忘れないように。さて、久し振りの更新となり誠に申し訳ございません。昨日までは成狐さんと共にこちらへお伺いさせて頂きました。海。本当に静かで綺麗な海。雨も穏やかに降り、暑い陽射しに乾いていた大地を潤してくれておりました。あの震災から1年4ヶ月余り。沿岸部は漁業無くして復興とは言えません。各湾では船や養殖棚が新たに整備され、一見は元の姿を取り戻したかのように見えます。しかし、お話を聞いてみるとまだまだ厳しい環境であり、行く先が不安であることに変わりがないとお聞き致しました。無くしたものが直ぐに元通りになる訳ではありません。少しずつ一つずつ。ゆっくりと時間を掛けて取り戻さなければならないはずです。しかし、今の状況ではそうはいかないと…「何年までにはこれを。この時までにはここまで。」その通りに進むこともあり、それが理想です。しかし、その通りにならないこともあるはずです。そんな時の為の柔軟で臨機応変な対応、そして環境を整備することが今必要とされています。もう一度豊かな海に囲まれた岩手、そして東北の海を取り戻す為に。これから何が必要か常に考え、地域の復興、心の復興を目指し共に歩んで参りましょう。そして先日は「東日本大震災の被害は想像を超え、被災地への救援、復興支援は長期に渡り必要になります。被災地からは復興に向けて力強い声が聞こえるようにはなりましたが、それぞれの事情を抱え、いまだに苦しい状況が続いています。そういった方々へ、物心両面において少しでも力になれるよう、野球界が一体となって支援を行います。」と全員の心を一つにこちらが開催されました。プロ野球「マツダオールスターゲーム2012」でございます。12球団から選ばれた我が国を代表する選手達がこの岩手の地で躍動致しました。岩手県営球場にて復興支援試合として行われた今回のオールスター戦。こんな夢の共演が岩手で開催されるのも初めてでございます。当県出身選手である東京ヤクルトスワローズの畠山選手も大活躍。県内沿岸地区からも多くの子供達が招待され、観客席で大きな声援を送っておりました。今回の開催は子供達にとって夢に向かって歩む為の大きな糧になったはずです。震災によって負った心の傷。それを少しでも癒す為に。野球ばかりではなく、これから開幕するロンドン五輪。スポーツが与えてくれる夢や希望、そして心の安らぎは計り知れない程大きなものです。心の復興。選手皆さんの活躍が私達に大きな力を与えてくれます。「頑張れ日本。頑張ろう東北。」今後の益々の御活躍を心より御祈念申し上げます。
2012-07-26 15:11:05 | 神社
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