奥州総鎮護 志和稲荷神社
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稲荷日記
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2011年05月10日

日中

小岩井農場の一本桜も満開となり、岩手の春も終盤に向け更に輝きを増し始めております。

日中の気温も20度を超え始め、少し暑さを感じるようになって参りましたが、稲荷山もまだまだ春。
例大祭を待ち侘びていたこの方も…



萌ゆる緑の葉に背中を押されながら、もう一花。今年もその姿を堪能させて頂きました。自粛という名の風潮の中でも、その可憐な姿が変わることはありません。

と、春と言えばこの方々も忘れてはいけません。
数ある花の中でも有名どころ。



御存知「タンポポ」。今年も力強く。
英語名のダンディライオンは、フランス語で「ライオンの歯」を意味するダン=ド=リオンに由来しますが、これは葉がライオンの牙を連想させることによるそうです。

春の花壇の主役をまだ御紹介しておりませんでした…



赤、白、黄色のチューリップ。稲荷花壇は真っ赤な「チューリップ」。
誰もが一度は育てた経験があるのではないでしょうか。
幼稚園や公園、花壇やベランダで、一際目立つ春の花。春の太陽のように明るいイメージが漂います。

花咲き香る稲荷山。
最後はこちらの方を御紹介致します。



日光の白根山に多くあり、花がタチアオイに似ていることから名づけられた「白根葵(シラネアオイ)」。1属1種の日本固有の植物とのこと。別名で「山芙蓉」、「春芙蓉」とも呼ばれるそうです。

この花々に囲まれた季節が過ぎ去るのは少し寂しい気が致しますが、短く儚い春。これも自然の営みでございます。やがて爽やかな新緑、そして初夏へと移り変わります。

明日であの震災から2ヶ月。いくら穏やかな春を過ごそうとも、決して忘れることは出来ません。季節の移り変わりと共に、少しでも復興へ向け更に確かな一歩を踏み出せることを願うばかりです。

2011-05-10 16:25:34 | 草花


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