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2011年06月08日
穏やかな時の流れる稲荷山。稲荷山への参道を登っていくと、小鳥の囀りだけが響き渡り、心を静めると自分までも自然の一部になったように感じられます。緑深き稲荷山。どれほどの時間を経ようとも、私達を包んでくれるその温かい雰囲気は変わることはありません。そして、その姿を永くいつまでも護って行かなければなりません。自然がどれだけ恐ろしく、強大なものであったとしても、私達はその自然の恩恵を頂きながら、今日まで豊かな営みを続けて参りました。そして古くから自然を恐れ敬い、感謝の誠を捧げて参りました。あの震災からもうすぐ3ヶ月が経とうとしています。この震災から学ぶべきものは沢山あります。復興へ向け、次世代へこの思いを受け継いでいく為に。豊かな東北の自然を取り戻す為に。国は動かずとも、一人一人が共に手を取り合い歩んで参りましょう。必ずその歩む先は緑の杜と青い海に包まれた東北となるはずです。そんな中、この方も自然の恵みを頂いておりました…「クロアゲハ」さん。先日咲き始めたツツジの蜜を頂いております。黒地に白とオレンジの羽が相変わらず綺麗でございます。勿論、クロアゲハさんを見つけたのはこの方。境内を知り尽くした戸川職員さん。本日はおみくじ掛け所付近の草取りに取り掛かっております。本日も全く気付いて頂けませんでした…そして、境内で赤く輝くと言えば…昨日御紹介したサルビアではございません。紫波消防署様の「消防車」です。本日は境内の震災被害の調査にお越しになりました。子供の頃、一度は乗ってみたいと思った消防車。地域の為に街中を走り回るその姿は常に精悍で、いつ見ても格好良いものです。さて、本日はこちらが再開です。本日の「現場報告」。本日は先日流し込んだセメントの調整作業が行われておりました。お陰様で雨にも遮られず綺麗に整えられたようで、一安心です。今後も御参拝の際には御迷惑をお掛け致しますが、何卒御理解を賜りますようお願い申し上げます。
2011-06-08 15:09:05 | 境内
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