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2011年09月20日
あの震災から半年。今も我が国は台風に大雨に、甚大な被害を受けております。強い台風15号。アジア名「ロウキー」は九州の南の海上を北東へ進んでおり、西日本と東海では土砂災害や川の氾濫の危険性が非常に高くなっております。近畿と四国、それに東海では台風が近づく21日の昼までに更に500ミリの雨が降ると予想され、気象庁は厳重な警戒を呼びかけていますので、今後の進路、気象状況には呉々も御注意下さい。先日までの雨、更に東北地方は震災により地盤が非常に緩んでいる可能性がございます。危険な箇所には近付かず、危険を感じる際には事前に避難されるなど臨機応変に御対応頂きますようお願い申し上げます。今までの自然災害で学んだ知識を生かし、皆で協力し被害が最小となるよう切に願っております。その台風が近付く昨日。こちらに御奉仕させて頂きました。山田町鎮座「山田八幡宮例大祭」でございます。今年は震災の影響で御輿渡御の運行も中止になり、斎行自体が危惧されておりました。しかし、山田町の元気を取り戻す為、そして何より一人一人に笑顔を取り戻す為、多くの方々の御協力により無事盛大に斎行されました。早朝から境内では神楽の音が止むことはなく、賑やかにそして華やかに。各地からも復興の為、鹿踊りに鬼剣舞、太鼓連の団体の皆様が駆け付けました。盛岡からも4年連続で盛岡さんさ踊り最優秀賞を受賞した「盛岡大学」様がお越しになり、さんさ踊り独特の「サッコラ チョイワヤッセ」という掛け声と共に境内に笑顔と元気を届けておりました。この「サッコラ チョイワヤッセ」の「サッコラ」は、漢字で書くと「幸呼来」となり、 幸を呼ぶという意味があるそうです。賑やかな境内。その雰囲気に包まれながら、自分たちもこちらに取り組みます。関口神社様に続き「復興祈願餅つき」でございます。御参拝の皆様と共に「頑張ろう山田町」を掛け声に力一杯杵を振るいます。つかれた餅は当会会員と御協力頂いた皆様の手により、御参拝の皆様に振る舞われました。多くの笑顔に包まれた今年の例大祭。まだまだ復興への道は険しく果てしないものです。その道を後戻りせず、前に一歩踏み出す為にこの例大祭が心の支えとなりますように心より御祈念申し上げます。皆様の笑顔がいつまでも続きますように。
2011-09-20 16:12:50 | 東日本大震災
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