2012年01月02日
初春の稲荷山上空。本日も穏やかに晴れ渡り、新年のスタートに相応しい天候となっております。最高気温も5度を超え、この季節では珍しい程の陽気でございます。そんな陽気に誘われて…本日も多くの初詣の皆様で境内は賑やかな雰囲気。震災から初のお正月。昨年とは新年を迎える姿も異なるかも知れません。しかし、その様な中でも皆様の晴れやかな表情を拝見する事ができ、確かに復興へ向け一歩一歩力強く歩んでいる事を実感致しました。「古木龍吟」と言う言葉があります。この言葉は枯れてしまったように見える木が、風に吹かれ龍の唸り声のような勢いの良い音を立てることを言います。この龍吟は生命のしるしとして苦境を脱して、生命力を回復するたとえに使われます。この言葉のように、辰年の今年は更に新たな一歩を踏み出す一年として参りましょう。午後3時。賑わう境内。この陽気のお陰で境内の踏み固められた雪も溶け、本当に12月とは思えない程。周辺の幹線道路も殆ど雪が無いようで、お車での御参拝も安心でございます。男子学生の皆さんも甘酒頒布に守札所準備にと大活躍。この力が無ければお正月を迎えることは出来ません。今後も体調を崩されないよう御奉仕をお願い申し上げます。そんな男子学生の皆さんを…この方が温かく見守っております。招き猫ならぬ「招き辰」。素敵な笑顔で皆様をお待ちしております。境内でお見かけの際は是非お声をお掛け下さい。
2012-01-02 22:37:15 | 境内
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