2012年06月06日
本日6月6日は金星が太陽の前を横切る珍しい天体現象「金星の太陽面通過」が日本各地で観察出来る日でございます。前回は平成16年6月に観測され、今回は8年振りとなります。金環日食に続き各地の天文台や科学館で観察会が開かれたそうですが、当県を始め東日本では、台風の影響か雨雲が広がり残念なことに観測することは難しかったようです…それでも天候に恵まれた西日本では広い地域で観測出来たようで、金星の全体が太陽面に入った瞬間、滴のように見える「ブラックドロップ」という現象も観測されたとのこと。稲荷山も雲が厚く、なかなか観測出来なかったのですが…僅かな時間、太陽が顔を出した時を狙い観測開始です。勿論、安全な観測をする為に金環日食に合わせ準備した「パンダグラス」が大活躍です。グラスを通して撮影した太陽。金星の姿を撮影することは出来ませんでした…戸川職員さんも世紀の天文ショーを観測中。しかし、残念ながら金星が太陽面を通過する姿は見ることが出来ませんでした。次回は105年後。いま、世界に生きている人々にとって、おそらく人生最後の観測になるのではないでしょうか。そんな楽しみは次の世代の子供達に受け継いで、今回の観測を終了したいと思います。 それでも…先日の「部分月食」は何とか撮影することが出来ました。お判りになるでしょうか?専門のカメラではないので見づらいと思いますが、右下の部分が欠けております。金環日食から楽しませて頂いた天文ショーの共演。パンダグラスはここで一休みでしょうか?無限に広がる宇宙。そんな神秘の世界にほんの少しだけ触れることが出来たことに感謝でございます。さて、昨日は当県神道青年会の役員会の為、盛岡市は岩手県神社庁へお伺いさせて頂きました。その帰り道、この方にお見送り頂きました。「稲荷のわんこ 盛岡市Ver,」。御存知、盛岡八幡宮境内の喫茶「茶欧」様の看板犬「プーカ」さんでございます。以前からお世話になっていたのですが、「お疲れ様」とお見送り頂いたのも僅かで、直ぐに丸く休憩されておりました。段々と暑さも厳しくなって参りますので、体調など崩されないよう今後も茶欧様の顔として御活躍されますよう御祈念申し上げます。
2012-06-06 16:15:19 | その他
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