2012年06月28日
早くも
午後3時の西の空。
本日も全く梅雨の気配がしない稲荷山。
同時刻の東の空。
雲一つございません。
それでも、昨日までは九州南部で大雨となり、避難指示が発令されておりました。現在ではその雨も落ち着きを取り戻しているようで安心致しております。各地で被害をもたらした大雨。
今後更なる被害が起こらぬよう心より御祈念申し上げる次第でございます。
さて、時が経つのは早いもので。平成24年も半年が過ぎようとしております。東北各地は先の震災から1年3ヶ月余りが過ぎ、更なる復興へ向かう為に一致団結し取り組んでおります。
瓦礫の処理も皆様の御理解を得てようやく本格的に始まりました。ただ、地域、産業の再生はスタートラインに立ったばかりでございます。
震災以降、人々の繋がりを強く感じ、その繋がりを大切に過ごして参りました。全国各地、世界各地からの支援ばかりではなく、隣に住む方々との会話、何気ない挨拶。その一つ一つが大切なのだと、改めて実感致しました。
今、挨拶をしない方が増えているとお聞きしております。
「お早うございます」「こんにちは」「ありがとうございます」…
その一つ一つは本当に簡単な言葉。しかし、それは自分の心を伝える大切な言葉でもあります。
信頼、感謝、尊敬…相手の方を思いやるからこそ、自然に挨拶や感謝の言葉が浮かんで参ります。そして、短い言葉だからこそ、その人の姿勢や心がそのまま表れるのではないでしょうか。
私は挨拶をこの様に思っています。
「私はあなたを大切に思っています。」そんな姿勢の表れだと。是非皆様もそんな挨拶を大切にこれからの日々をお過ごし頂ければと思います。
6月もあと2日。
明日はこちらの作成に取り掛かります。
本日の午前中に鱒部長、鎌隊長が茅の葉を刈り取って参りました。
御存知の方もいらっしゃると思いますが、明後日30日は「夏越大祓」の斎行日でございます。
社殿前の茅の輪作成に使用されます。
完成した茅の輪をくぐり、半年間で知らず知らずの内に付いた罪、穢れを祓い、7月からの下半期も健やかに穏やかに過ごす為の大切な神事でございます。
当日は午後3時からの斎行となり、どなたでも御参列出来ますので、御家族御近隣の皆様お誘い合わせの上、奮って御参列賜りますよう御案内申し上げます。
2012-06-28 16:15:41 | 神社